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2011年12月15日木曜日

宜野湾市・家器の木・ソーキそば

家器の木・ソーキそば■ 家器の木 ■

 「ソーキそば」
  650円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★☆☆☆
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★☆☆

 国道330号線の宜野湾小学校前から東へ、少し住宅街に入った場所にありますが、ストリートビューの事前リサーチでY字路の分かれ目にある電柱に、お店の広告看板があるのを発見していたので、それを目印に無事到着できました。細い路地はお店の前にある公園で行き止まりになっていますが、Uターンするには十分な広さがあります。
家器の木・外観
 お店の外観は、沖縄ではごく普通の鉄筋コンクリート2階建ての住宅そのまま。雨が降り始めたので急いで玄関を開けて柿の実をあしらった暖簾をくぐると、リビングを改装したような感じの広いスペースにテーブルが並んでいました。奥のテーブルに陣取ってメニューを見ると印刷されたメニューに手書きで「てびちそば」と「ふーちばそば」が書き加えられており、バリエーションが最近増えたのでしょう。でもここは王道!「ソーキそば」注文です。

家器の木・店内 平日の午後3時ということもあって店内には他のお客さんの姿は見えず、注文から間もなくソーキそばが運ばれてきました。麺は、製麺所系のポピュラーなやや細めの平角タイプのストレート麺。ダシは透明感がありソーキが別皿になっていたのは、ダシの持ち味を活かせるように、という心遣いでしょうか。

 さて、まかいからダシを一口すすると上品ながらコクのある味。テーブル上に置かれたオーナーの雑誌インタビュー記事のコピーによれば、カツオに昆布と豚骨、鶏ガラなどを使っているそうで、スッキリと切れ味もよくなかなかのできばえです。続いて麺を口に運びましたが・・ストレートの平角麺にありがちなパサパサ・モソモソ感がどうしても気になります。ゆで方が柔らかめなので余計にそう感じたのかもしれません。

家器の木・卓上のメニュー 別皿のソーキは、本ソーキ1片と軟骨ソーキ2片で、味付けは少し強めでした。麺やダシのあっさり感とのバランスから麺は麺ソーキはおかずで別に食べた方がよさそうで、麺に載せる食べ方は避けた方がいいと感じました。

 雑誌インタビュー記事では、家器の木という変わった屋号の由来も紹介されていましたが、庭にある大切に育てた「柿の木」に由来して、商売繁盛を願って字画数を変え「家器の木」にしたのだそうです。そういえば沖縄でたわわに実った柿の木を見ることはまずありませんし、柿が生育しているのを見ること自体が珍しいので、『大切に育てた』というのは確かにその通りなのでしょう。

 ダシは高水準でコストパフォーマンスもまずまずながら、私の好みとしては麺が物足りずトッピングとの相性とあいまって、総合は★3つということで。

所在地:宜野湾市愛知294-3
定休日:水曜
営業時間:11:30~売り切れ次第(17時頃まで)

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