那覇市・天妃そば・軟骨ソーキそば（並）

■　天妃そば　■

　「軟骨ソーキそば（並）」
　　５００円

　価格の満足度　★★★★☆
　麺の満足度　　★★★☆☆
　ダシの満足度　★★★☆☆
　総合　　　　　★★★☆☆

　「あさひそば」を食した後、かつて訪問した近隣のそば家が健在かを確かめるべく西町方面へ歩き始めると、西消防署を過ぎたあたりに「沖縄そば専門店」と書かれた文字を発見。那覇暮らしをしていた４年前、ここにそば家はなかったはず・・そういえば三笠食堂はこのあたりだったっけ・・？と記憶を辿りながらも、新しい店を見つけた以上は、もちろんドアを開けました。

　入ってすぐ右横には食器返却口があり、その先に券売機が置かれています。『あさひそば』の変わりメニューで不完全燃焼だったので今度はオーソドックスな一品と決め、腹具合と相談。午後２時台まで空腹をこらえた末の一杯のその後ゆえ、まだ普通サイズでも大丈夫そうなので、軟骨ソーキそば（並）の食券を購入しました。

　定番の沖縄そば・軟骨ソーキそば・本ソーキそばにはそれぞれ小、並、大のサイズがあり、そのほか肉そばと学生限定の安価な学生そばがメニューに並んでいました。沖縄そばの店としては珍しく、替え玉のような「追加めん」もあるのがユニークです。時間帯は外してしまいましたが、ランチタイムの１１時～１４時には、いなり寿司も付くそうです。

　壁に貼られた沖縄そばのポスターはよく見かける沖縄製粉（オキコ）の宣伝用。ということは、このお店の麺はオキコの麺なのでしょうか。厨房には女性が一人だけでしたが、他のお客さんは誰もいないので、軟骨ソーキそばがテーブルに載るまでそれほど時間はかかりませんでした。

　まずダシは、少々人工調味料的な感じが混じって味もやや濃い気がしますが、それなりにバランスよくまとまった平均的な味。メーカー製の濃縮ダシといえども昨今は結構いい味を出しますから、ここのダシはそうかもしれません。麺は直前に食べてきた『あさひそば』の麺ととてもよく似た食感の平角麺。ということは、『あさひそば』もオキコの麺・・？

　軟骨ソーキのトッピングは大きめの２片。よく煮込まれていて、軟骨までツルッと食べてもいい味ですし、ダシの味ともよく馴染んでいます。僅かに軟骨ソーキ特有の臭みが混じりますが、気にするほどではないのかも。

　お値段の５００円は、３５０円で出している『いなか』チェーンほどではないとしてもリーズナブルで、うれしいです。４年前と比べてもそんなに沖縄そばの相場は変わっていないと思うので価格満足度は★４つ、総合では平均的な★３つでした。

所在地：那覇市久米１丁目
電話：098-880-7900
営業時間：10:30～23:00
定休日：なし