■ ぐしけんそば ■
「ぐしけんそば」
630円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★★
国道449号線と海洋博記念公園方面への県道114号線が交差する、浦崎交差点から300メートルほど南の国道沿いにある、最近できたお店です。ストリートビューでは、1階に『ぐしけんそば』がある3階建てアパートの基礎工事中の様子が、画像撮影時期2010年12月として表示されます[2013年7月現在]。
実は、県道に曲がってすぐの『うらさき200』というそば家さんを目指して行ったのですが、残念ながら定休日だったので、直前に通り過ぎた『ぐしけんそば』まで、引き返しての訪問でした。お店前の交差点角には巨大な看板が立っていて、看板も赤地に黒の文字がとても目立ちますから、見落とすことはないでしょう。
看板には『ぐしけんそば』と大書されているものの、暖簾には『ちゃんぷるー食堂 ぐしけん』と染め抜かれているので、そば専門店ではなく、食堂と呼んだ方がいいようです。店内はかなり広く4人掛けテーブル7卓、2人掛けテーブル3卓に、4人くらいの座卓が6卓ですから、かなりの席数です。(パンフレットには77席と表示されていました)
壁に貼られたポスターを見ると手打ち自家製麺のようで、『これは、思いがけずおいしいそばを見つけたかも・・』と、期待しながら、看板メニューらしく、人気ランキングNo1と記されている『ぐしけんそば』を注文すると、先客が子連れファミリーが3人だけだったので、数分もしないうちに運ばれてきました。
トッピングは三枚肉と軟骨ソーキと本ソーキがそれぞれ1片ずつ。残念ながら紅ショウガが最初からトッピングされていたので、あわてて本ソーキの骨出し用小皿に取り除き、ダシに漬かって風味が損なわれる事態は避けることができました。毎度のことながら、ショウガという個性と主張が強い素材は、好みでトッピングするようにして欲しいものです。彩りや見栄えのために、せっかくのダシや麺の味を損なわないがいいと、私はいつも思うのですが・・・。
まずはダシを一口すすります。カツオの上品な香りとコンブらしきうまみに、豚骨スープが合わせられているのでしょうか、バランスがよく後味もスッキリと切れて、素晴らしいダシです。続いて麺は北部らしく肉厚の平麺で、しっかりとした食感は好みのタイプですが、欲を言えば、茹で加減が僅かに柔らかめな気がしました。それでも高い水準の食感は、さすが手打ち麺です。それから、手打ち麺にこのトッピングとしては、価格比で麺の量にオトク感があります。
トッピングの軟骨ソーキは軟骨までよく煮込まれて、ほどよい味付けはダシとの相性もいいです。ほんの少し生くさい感じもありますが、一緒に乗っている本ソーキと比べてしまうからでしょう。本ソーキは骨離れがよく味はもちろんOK、三枚肉もいい味でした。いいお店に遭遇できたことに満足しながら、ダシをほぼ飲み干して店をあとにしました。北部のそばは、やはりハイレベルです。
所在地:国頭郡本部町字浜元513-1
電話:0980-48-4700
営業時間:11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:金曜(祝祭日の場合は翌日)
Translate
2013年7月3日水曜日
国頭郡本部町・ぐしけんそば・ぐしけんそば
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿