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2008年6月21日土曜日

那覇市・ほりかわ・ソーキそば

ほりかわ・ソーキそば■ ほりかわ ■
 「ソーキそば」
  719円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★★

 3ヶ月ぶりの沖縄ステイもアッという間に最終日。帰りたくないよぉぉぉとゼッキョしながら残された午前の時間は、いつものペースで那覇市内の徒歩そば訪問。那覇在住の頃は、守礼門近くで見る赤いそば家の看板が気になりつつも、観光地のお店ということで無意識に避けていたのですが、今回は観光客モードになりきって訪ねてみようと、チェックアウトの後、荷物はクロークに預けて炎天下の歩行開始。

 安里の交差点で信号を待っていると、隣に立っていた髪とヒゲボサボサの日焼けした年配の男性から、突然「こんにちは」と声をかけられました。いちゃりばちょーでーとばかりに、「こんにちは(^^)」と挨拶を返すと、「これから西原まで歩いて行くんだけど。」と彼。

 お金を持たないので貸して(返すあてなど、あろうはずもないが…)という口調に聞こえたので、「私もこれから首里まで歩くんだけど。」とお返事すると、「ああ、首里まで行くの。」と諦めた様子。そこで信号が青になったので思い思いに歩き始めました。でも歩くのっていいよ、おじさん。ちなみに西原は首里から数キロ歩けば到着するので、歩こうと思えば2時間はかからないはずだと踏んだのですが、彼のゆったりとした足取りなら3時間近くかかったかも。

 しかし、西原行きは寸借目的の口実で、本当に歩いて行ったのかは知る由もありませんが(^^;。

ほりかわ・外観 大道の『光速エスパー』が描かれたシャッターの前を越え、真嘉比方面への工事中の道を過ぎれば、松川ら首里へ上る懐かしい坂道です。居酒屋の屋根にかわいいシーサーが乗っているのをカメラに納めて、汗を流し流し、中山門跡のある寒川通りを上ってゆくと、同じように炎天下を歩く汗びっしょりの女性が坂道をゆきます。ごくろうさんね~と思いつつ追い越し、首里高校の裏から玉陵前を経由して守礼門近くの交差点から龍潭通りの方に下ってゆくと、目指す「ほりかわ」の赤い看板が見えました。

 その看板の従って狭い路地を進むと、とても車は入れないすーじ小に、花と緑に囲まれてモダンな感じのお店が涼しげにあったのでした。「首里そば」もそうであったように民家を改装した構造のお店で、店内にはモダンジャズが流れています。「あじゃず」のジャズはスタンスダードな感じがしましたが。

ほりかわ・卓上のメニュー 汗びっしょりになっていたので、しばらく窓際のカウンター席で涼みながら卓上のメニューを眺めると、そば専門店とは言いながら夜は居酒屋風にもなるようです。メニューは手書き風のものとワープロで作成したもの2種類があって、片やセット、片や居酒屋メニューで、そば単品がないのかと思いながらメニューを裏返すと、ありました(^^)『そば単品』。

 お値段は多少高めですが、観光地なら仕方がないだろうと割り切って、今回の沖縄ステイでは初めての「ソーキそば」を注文しました。まだ開店直後の時間帯ながら、2人、3人のグループがそれぞれ一組先客にいて、セットメニューの注文だったのでしょう、そばが運ばれてくる頃には流れていた汗はすっかり引き、気持ちよく熱いソーキそばと“ご対面”。

 大きめのまかいに上品に盛り付けられた麺は、見慣れた平角麺とは少し違い、やや透明感があるものでした。こちらも自家製麺なのでしょう。牧志のマックスバリュ2階にある「美ら花」の麺とどこか似ている感じがしました。

 まずダシを一口。

 うう~、うまい!「ほりかわ」さんも最近の流れで無化調のダシを謳っていますが、カツオとトンコツのバランスが実によく、懐かしい家庭料理の味がします。他のお店で、『クセがない』『後に残らない』と感じる★4つレベルのダシでも、天然エキス系の調味料は使っているのでしょう、どこか味が作られた感じがするものですが、このダシにはそういう感じが全くありません。「島菜」のダシもこういう感じで、どこか素朴なんですね。

ほりかわ・店内 麺もいいです!シコシコとしつつ強い粘りがあり、ほんとに手間をかけて打った麺という感じがします。ラーメンに近い食感でしょうか、熊本の「天和」という、製麺機を置いて自家製麺をしているラーメン屋さんに立ち寄ったことがあるのですが、その麺にもよく似ています。やっぱりラーメンと沖縄そばって親戚なんだなぁ・・・。一番好きなタイプの麺です(^^)。

 トッピング・・ではなくて別皿盛りのソーキも、醤油ベースで甘過ぎずですが、麺に乗せると上品なダシの余韻を微妙に崩しそうなので、麺とは別に口に運んで一緒にしてみました。最後に少量残った麺に乗せてみたら、やはりちょっと馴染みが良くないようです。ダシとソーキの塩味の強さに差があるせいかな??

 ともかく、お値段は少し高めで★1つ減として、あとは満点です!

所在地:那覇市首里真和志町1丁目

2008年6月20日金曜日

中頭郡恩納村・なかむらそば・なかむらそば

なかむらそば・なかむらそば
■ なかむらそば ■
 「なかむらそば」
  550円

 価格の満足度:★★★☆☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★★★☆
 総合    :★★★☆☆

 リゾートホテルが立ち並ぶ恩納村方面へ久しぶりにルート58を北上してゆくと、相変わらず米軍基地の間を通り抜ける風景は重苦しいのでした。嘉手納町には防衛施設庁が移転してくるとかで、ロータリーは姿を消して大きなビルが立ち、周辺には歓迎ムード盛り上げに移転を歓迎する幟が立っていました。

 肝高の阿麻和利が眠る読谷村を過ぎ、いよいよ恩納村に入ると海が迫ってきます。梅雨明けしたばかりの空も海も青く、陽射しに木々の緑が輝く風景がとても懐かしいです。

なかむらそば・外観 さて、目的地は以前から気になっていた「ならむらそば」。これまで恩納村のそば屋さんは何軒か訪問してみたのですが、本土からのお客さんが多い観光地で、味にうるさい地元のそばじょーくーたちの来訪が少ないゆえか、どうも『いまひとつ』の感じが強いそばばかりにお目にかかってきたので、『自家製麺 なかむらそば』と看板を掲げているこのお店が、いつも気になっていたのでした。

 さて入口は・・・と探すと、道路に面した正面は窓ばかりで駐車場のある側面に入口がありました。入口を入ると券売機が正面にあり、定番のそばメニューのボタンが並んでいましたが、「なかむらそば」という一品に目が止まりました。お店の名前を冠したメニューは、たいていの場合は看板メニューだったり自信作メニューだったりするからです。迷わず「なかむらそば」りボタンを押して食券購入。

 テーブル席と座卓席がありましたが、テーブル席に着席して座敷の方を見ると、数枚のサイン入り色紙が飾られています。TVに出る方々やスポーツ選手の名前には疎いので誰が誰やらよくわからない私なのに、中に『ギョッ!』とするお名前を発見。いつぞやの事件で捕まった、『ライブドア』の元社長・堀江氏の色紙も掲げられていたのでした。

 沖縄のリゾート地帯ですから、いろいろな御方が立ち寄るのでしょうけど、誰が食べてもお客に変わりはないのですから、お客さんの中で特定の方だけのサイン入り色紙を貼り出すのは、全く好きじゃないんですが(アマノジャクめ)(^^;。

なかむらそば・券売機上の写真つきメニュー 色紙を眺めているうちに「なかむらそば」が登場。後で見て気づいたのですが、券売機の上に写真入りのメニューが掲げてあり、最初に気づけばよかったのですが、複数トッピングの組み合わせの看板メニューと思っていた「なかむらそば」は、どこか八重山そば風の、赤身肉か三枚肉を刻んでトッピングした、あっさり系のそばでした。

 やや拍子抜けしながらもダシを一口。カツオ+トンコツがベースでしょうか、クセが少ないあっさりした感じで、後に残る感じもありません。それから少し砂糖的な『甘さ』が強い気がしたのですが、トッピングを口に運んで理由がわかりました。刻み肉の味付けが非常に甘いのです。それがダシにも影響しているのだろうと思いますが、トッピングの味だけが浮き上がり全体の味のバランスを崩してしまうのがとても残念。

 麺は、名護のよりは少し幅が狭い平麺というか、薄めの平角麺に仕上げられています。食感は悪くないのですが、自家製麺としてはもう少し粘りコシのあるモチッとした感じが欲しいです。やや柔らかめの麺といってもいいでしょうか。

 全体としては、トッピングのために味のバランスが崩れ加減で、総合は★3つでしたが、ダシそのものは悪くないと感じます。また、恩納村のそば家さんに限定して言えばおいしい方だと思います。リゾートホテルの高い食事を避けるのでしたら、こういうお店でシンプルにそばを食べるのも悪くないです(^^)。

 定休日なしで、11時から20時まで営業しているようです。

所在地:中頭郡恩納村瀬良垣

2008年6月18日水曜日

【閉店】 那覇市・凸凹・三枚肉そば

凸凹・三枚肉そば■ 凸凹 ■
 「三枚肉そば」
  600円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★☆

 琉球村でそば飢餓を癒したあと、宿にチェックインをして荷物を置いたあと、那覇を離れる前に農連市場を歩いていた時、新規オープンに気づきながら訪問できずにした、通称“開南仏壇通り”に近いお店を目指しました。

 牧志駅に近い国際通りに面した宿からなので、もちろん歩いての訪問。短パンに履き替えて梅雨明け翌日の炎天下を歩けば、工事中の蔡温橋近くのホウオウボクに濃いオレンジ色の花が。増したから見上げると青空と雲と陽射しに映えて、実にきれいです。『ああ~沖縄に帰って来た~!(^^)』と、またうれしくなります。

 平和通りから新天地市場本通りを経由すると、まちぐゎーの賑わいと雰囲気にまたもこみあげるものが(^^;。熊本でも子飼通商店街に少しこの雰囲気を感じられるのが好きで、毎週火曜の熊大通いには必ず歩いて通り抜けるのですが、どうしたって那覇のまちぐゎーとは、規模や賑わいが違います。

凸凹・外観 さらに大平通り商店街を抜けて開南交差点を渡れば、いよいよ農連市場ですが、その脇を通り抜け、確かこのあたりだったはずだと路地をたどるとありました!赤いテントに「沖縄そば専門 凸凹」と書かれたお店が。入口には「あちょ~んど~」(開いてるよ~)と看板がぶら下がっています。時刻は午後4時を過ぎ、営業しているかいささか心配だったのですが、どうやら心配無用のようです。

 ドアを開ければ、涼しい空気が気持ちいい~! そして元気な「ねーねー」が「いらっしゃい~」と声をかけて迎えてくれました。2人掛けテーブルが2つとカウンターが4席ほどの小ぢんまりとした店内には、先客がお一人だけ。午後のこの時間はきっと来客が少ないのでしょう。本土ではお目にかかれない「三枚肉」を久しぶりに食べたくなり、「三枚肉そば」を注文しました。

凸凹・壁のメニュー札 運ばれてきた「三枚肉そば」、これは凄い!という大きさの三枚肉が文字どおり三枚。厚さ3ミリほどあってボリューム感たっぷりです。たっぷり盛られた刻み青ネギともども『まかい』の表面を覆い尽くし、麺もダシもはみ出した部分以外はほとんど見えません。

 その三枚肉の下から掘り起こした麺はストレートで細めの平角麺。数時間前に空港で食べて来た「琉球村」の麺と形状はよく似ていて、どこか「宮古そば」の麺に近い感じがします。コシはそれなりにありますが、僅かにモソッとした感じが伴って、あと少し粘りっ気が欲しいかな・・・というところ。沖縄そばとしては標準的にものでしょうか。

 お客さんが少ないので、カウンターにいる話好きで気さくな『ねーねー』とそば談義を進めるうち、この麺は糸満の西崎製麺所に作ってもらっているとの話でした。

凸凹・店内 ダシは、カツオの香りが漂ってくるマイルドな感じで、トンコツとの合わせダシのように感じました。話ついでに尋ねてみるとそのようで、あと野菜を使うくらいで、昆布や鶏は使っていないとのこと。後に残る感じもない上品な味です。

 三枚肉は実に食べ応えがありました。深夜営業の「つるまつ」に最初に行った時の三枚肉も大きいと思いましたが、それ以上でしょう。もちろん味はダシの上品さを決して乱すことがありません。このお値段でこの内容ですから総合は満点でもいいのかもしれませんが、麺があと一歩ということで★4つ。

2012/1/26追記 しばらく前にお店の前を通ったところ、閉店していました。

所在地:那覇市樋川2丁目

那覇市・琉球村(再訪)・ソーキそば

琉球村(再訪)・ソーキそば■ 琉球村(再訪) ■
 「ソーキそば」
  700円

 価格の満足度 ★★☆☆☆
 麺の満足度  ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★☆☆

 2ヶ月ぶりの沖縄訪問、もちろん楽しみは禁断症状に近いほど食べたい「沖縄そば」。到着ロビーを出るや那覇空港ターミナルビル4階に直行しました。こちらを前回訪問したのは、ほぼ一年近く前の去年の7月初旬。まだ携帯電話のカメラを使っていたので、そばの写りも悪かったので、撮り直しも兼ねた駆け付け1杯目になりました。

琉球村・外観 見慣れた空港ロビーですが、本当に懐かしくてワクワクしながら「琉球村」入口の券売機で食券を買います。ソーキそば700円は、一年前から変わっていません。その時はかなり割高というイメージが強かった価格設定です。まちぐゎーにあるお手頃価格のお店なら、この一年の経済情勢変化を考えるにソーキを減らすか麺の盛りを減らすかしなければ、価格の維持はなかなか難しいところでしょうが、もともと高めのお値段ゆえ据え置きで健闘できるのかも。

 カウンターの眼前には『くば傘』と呼ばれる編み笠が飾られていて、いやがうえにも沖縄に帰って来たぞ~(^^)と、気分は高揚するのでした。

琉球村・店内 厨房から聞こえるあんまーたちの話し声も、懐かしいイントネーション。何だかうれしくも、2ヶ月半前までの沖縄在住時代のことをいろいろ思い出し、こみあげて来るものが(^^;。あれから「そば」といえば、福岡で一軒訪問、『わしたショップ』で買って帰り自作(この時一緒に購入した沖縄著名畜肉加工メーカー製軟骨ソーキがほとんど骨だけ、肉は微量でガッカリ)、生協のキャンペーンで購入して食べた3杯だけ。

 ・・来ましたよ~、本場の「ソーキそば」。おお~、久しぶりの『本ソーキ』は大きさが一年前とそほど変わらず、麺の盛りもいいです(^^)。まず麺はストレート系の角麺。それなりにコシがあるのですが、待望の一杯としてはもう少し粘りっ気が欲しいと感じたのは、ゼイタクというものでしょうか(^^;。

琉球村・券売機 ダシは豚骨と鶏ガラがベースか、カツオ的な香りは感じないのですが、久しぶりのダシに感覚が鈍っているかもしれません。残るクセはなくスッキリと切れていい感じです。

 トッピングは中ぶりの本ソーキ3個。味付けはやや濃いサイドですが、ダシとのバランスは悪くありません。肉離れもよく、おいしくいだきました。

 気になるのはやはり空港価格のお値段としても、昨今の物価変動を考慮すれば、価格据え置きで麺・トッピングの減量も感じられないのは、うれしいです。麺があと一歩で総合★3つということに。

所在地:那覇市鏡水:那覇空港ターミナルビル