■ 名嘉地そば ■
「軟骨ソーキそば(大)」
700円
価格の満足度 ★★☆☆☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★☆☆☆
レンタカー返却まで少し時間があったので豊見城方面への国道を進み、糸満方面へ曲がる角にさしかかると、ここにもありました、以前から気になっていたそば家さんが。かなり広めの店舗に車もよく停まっていて、どんなお店だろうかと気になってはいたものの、なかなかこちらまで足を伸ばす機会がないまま未訪店になっていたので、『我部祖河食堂げんじやー』が幸いにも量少なめだったので入ってみることに。 店の横にある駐車場はきょうも車が一杯で、タクシーも停まっています。こういうお店は期待していいのかも・・と店内に入ってとみると、テーブル上には片付けられていない食器があちこち残されたまま、しかも食べ残しがドッサリだったりで、見ただけで食欲が半減しそう。片付けまで手が回り切っていないのは店員が少ないせいなのでしょうか。
とにかく、空席のテーブル上には軒並み食後の食器が放置されたままだったので、やむなく入口近くのカウンター席に座り、水を運んで来た店員さんに目の前と隣席の片付けをお願いして、やっと着席。これだけで★1つ減点だよなぁ・・・(-_-)
さて注文・・とメニューを見ると、そばのサイズは軒並み「特」と「大」ばかり。「中」サイズがあるのは『沖縄そば』だけだったので、店員さんに他のそばにも「中」がないかと尋ねると「やってません」とのこと。おまけに、セットメニューにはそばにじゅーしーやトンカツがセットされた、ものすごくお腹に溜まりそうなボリュームのものが多いようです。お店が人気の理由は、このボリューム感にあるのかもしれません。 「大」くらいなら何とか食べられそうだったので、看板商品とおぼしき『名嘉地そば』か、好みの『軟骨ソーキそば』にしようかと迷ったのですが、メニューの写真では『軟骨ソーキそば』の方が食欲をそそられたので、そちらに。但し、「大」サイズとはいえ700円とはかなり高めの価格設定。別メニューの『本ソーキそば』とも同価格なので、本ソーキが軟骨ソーキより高いのが常の相場から見ると例外的です。空港や各社レンタカー営業所にも近いロケーションがそうさせるのでしようか?
ダシはトンコツ系か、そこそこコクはあるものの無難にまとまった感じの方が強く、スッキリと切れる感じが少し不足して後に残る感じもあります。平角麺は割とコシがありモチッとした食感もしていい感じです。軟骨ソーキはよく麺やダシと馴染んで臭みもなくボリュームも感じられるもの。
全体としての印象は、味は平均でじょーとー、ボリューム感で満足したいという皆さんご用達の大衆食堂のそば、といったところでしょうか。盛りはいいながらもそばとしてのお値段は高め、中サイズのリクエストに柔軟対応なく片付け遅れの印象もあって厳しめながら、総合★2つです。
所在地:豊見城市名嘉地
定休日:無休
営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
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2011年1月24日月曜日
豊見城市・名嘉地そば・軟骨ソーキそば
【再移転】 那覇市・我部祖河食堂げんじやー・なんこつソーキそば
■ 我部祖河食堂げんじやー ■
「なんこつソーキそば」
390円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
毎日昼休みに足繁く通い詰め、8テナントの全ての沖縄そばメニューを食べ尽くした、今はなき『沖縄そば博物館』(現在は豊見城市の豊崎ライフスタイルセンター:通称 TOMITON に『沖縄そば博』として移転営業中)があった三越隣のゼファー那覇タワー前を通りかかると、有料駐車場の一角に『我部祖河食堂』の看板が掲げられた仮設小屋(?)風の建物を発見。
これはぜひ探訪せねばなるまいと車をその駐車場に預け、いざ我部祖河食堂へ・・・と店先に行くと下がる暖簾にはなぜか「げんじやー」という屋号が染め抜かれています。何だろう??と思いつつドアを開ければ、カウンター席5つほどのかなり狭いお店です。壁やカウンターに貼られたお店の由来によれば、不況の時代に低価格で我部祖河食堂メニューを味わってもらうための新しい試みのアンテナショップに、我部祖河食堂を創業者の金城家の屋号「げんじやー」を冠したとのことですが、創業者のご夫妻は、名護市の我部祖河食堂本店に併設の民宿を切り回して、現在もご健在のようです。
本ソーキでは低価格には無理があるとみえ、壁に貼られたメニューによると低価格メニューのトッピングは、三枚肉、軟骨ソーキ、茹で野菜の三種類。カマボコとネギだけ?らしい「沖縄そば」が最低価格290円です。但し低価格メニューだけではなく、『我部祖河食堂』他店の通常価格メニュー『我部祖河そば』や『元祖ソーキそば』も、もちろん味わえます。
本日は、低価格戦略のアンテナショップというからにはお手並み拝見ということにして、390円の『なんこつソーキそば』を注文しました。軟骨ソーキのトッピングで低価格といえば、何といっても『いなか(田舎)』チェーンの350円が際立っていますから、比較してみたい気持ちもありました。
待つ間、目の前に貼られているお店の由来を目で追っていると、1月24日にオープンと書いてあります。『え?1月24日って、きょうじゃなかったっけ??』本日オープンにしてはどこにもそんな雰囲気は感じられませんし、新規開店日にはつきものの店員さんの不慣れな感じも全くないので、よく読んでみると『平成22年1月24日に・・・』と書いてありました。本日はちょうど開店一周年のアニバーサリーディ訪店だったのですが、何事もなく日常の雰囲気のまま淡々と時が流れておりました(^^;。
390円の『なんこつソーキそば』登場。麺はやや太めで少し縮れも入った平角麺は確かに我部祖河のそれで、モチモチした感じはあるのですが、気持ち『締まり感』が不足しているような。一度茹でてからサラダ油に絡めた取り置きておくのが沖縄そばの一般的なスタイルながらも、もう少し締まった感じが欲しいと思いました。
課題はトッピングの軟骨ソーキ。軟骨ソーキには泥臭いような生臭さが伴う場合があり、その生臭みが噛んだ時に鼻を抜けて感じられることがあるのです。きっとその臭みを感じさせないためトロトロ軟骨になるまで圧力鍋で煮込んだり、炙りで臭みを消したりという工夫をするのでしょうが、『げんじやー』に限らず我部祖河食堂の軟骨ソーキは、この臭みを感じる頻度が多いような気がしています。ちなみに350円の『いなか(田舎)』各店でも、こういう感じの軟骨ソーキに時々お目にかかりますので、軟骨ソーキとして使う部位には価格相当の何かの違いがあるのかもしれません。
ダシは、もう少し味わいの深みが欲しいと思うモノ足りなさと、食後の口中に甘くネトついたような残りを少し感じます。
そうはいってもさすがは我部祖河さん。通常は『半そば』ほどの量ながらも、それなりの完成度があってよくまとまった味で、総合は★4つ。ちなみに価格の満足度が★4つなのは、350円の『いなか』のボリューム感にはいま一つ・・という印象だったためです。とはいえ『いなか』が宮古そば、『げんじやー』は名護の麺で、麺の好みによって低価格のお店を選択できる幅が広がったのはありがたいことです。
2013/4/24 追記:現在は『ゼファー那覇タワー』跡近くの駐車場ではなく、直線距離で150メートルほど東、国際通りを挟んで牧志交番の向かいの路地を、北へ10メートルほど入った駐車場へ移転しています。
2014/12/15 追記:2014年11月26日、三越跡前の交差点から桜坂方面へ、拡張された道路の一角に移転していました。アンテナショップということで、土地の貸借期限が切れると、新たな場所へ移転するのかも。これからも移転が続くのでしょうか・・・?
所在地:那覇市牧志2丁目
営業時間:11:00~22:00(無休)
URL:http://gabusokasoba.com/AboutStore/shopinfo_genjiya.html
2011年1月23日日曜日
名護市・花すば・花すば(中)
■ 花すば ■
「花すば(中)」
600円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
今帰仁村の運天からすぐ近くに見える同じ今帰仁村の古宇利島へ渡るため、これまでは名護市の屋我地島を経由する遠回りをしていたのですが、つい最近、運天からその屋我地島へ『ワルミ大橋』と命名された新しい橋が完成し、新たな観光周遊ルートができあがりました。 そのルートをまず走ってみようと、名護側から屋我地島へこれまであったルートで渡り、古宇利島への道をあえて外れて南岸を回る道に入り込み、屋我地の中心部を通りすぎたところ、突然予期せぬ『沖縄そば』の幟。『わっ!こんなところに!?』と、そば幟に条件反射するように車をUターンさせ、空き地のような駐車場に停車しました。
コンテナのような四角い箱状の店舗の外装というか塗装は、何だかおどろおどろしい龍の絵が描かれ、さながらトラック野郎のデコのよう。もしやオーナーは運送業界のご出身??なのかもしれません。 中はまだ新しい感じのお店で、入口ドアの上には沖縄らしく魔除けの水字貝飾られています。メニューは至ってシンプルで『花すば』の大~小の3サイズと、じゅーしーもセットになったメニューのみ。L字型をしたカウンターの短辺の一番端に陣取り店内の様子を見廻すと、目の前のカウンターにはパンが袋に入って積まれています。何やら自家製のパンも販売している様子で、これはなかなか、オーナーのこだわりがあるのかも。
『まる』でまるそばを食してからさほど時間が過ぎていないので、注文は無理をせずに『花すば』の中にしました。斜め後方にはTVが置かれ、静かな屋我地島の時間と雰囲気にはいささか似つかわしくない、賑やで忙しないバラエティ番組の音声だけが、静かな店内に響きます。そのTVの喧騒が気になって振り返っていると、オーナー殿は、客がTVを見たがっていると勘違いをしたのか、画面を私の方へ向けるためわざわざ厨房から出てきてくれました(^^;アリガトサン(;_;)
午後2時を回った時間帯ながら、『花すば』を待つ間に地元の方が次々にご来店。なるほど、近所に飲食店が見当たらない島にあっては貴重な外食店なのかもしれません。 そうこうするうち『花すば(中)』が運ばれてきました。大きめの本ソーキ2個と厚めの三枚肉1片がトッピングされ、なかなかのボリューム感。さて、お味は・・・・トッピングのソーキと三枚肉の味は主張が強過ぎることなく、麺にもダシにもよく馴染んでいます。麺は太めの平角麺で、モチッとした粘りも感じられます。ただ、『まる』や『やまや』の麺とは少し違いツルツル感が先に感覚に訴えてくる感じがして、欲をいえばもう少しコシの強さが欲しいところ。
ダシは合わせ系のように感じますが、よくできた濃縮ダシに似た優等生的な仕上がりで、口に含むと後に残るものがあってスッキリとは切れず?の印象を受けました。というわけで、特にダシの残りがある点では総合★3つとしましたが、★3つ半というのが実感です。いずれにしろ、とにかくこの地でそば家を営む心意気とコストパフォーマンスには敬意を表したいです。 新しい『ワルミ大橋』は沖縄には珍しく海上数十メートルの高さがあることと(瀬底大橋もあるんだけどなぁ)、見下ろすワルミ海峡がエメラルドブルーではなく本土のダム湖のような緑系の色ゆえか、橋の上に停車して海を見下ろす人々で常にごった返し、そこだけが混雑しているようです。
『花すば』は、その観光の皆さんを当て込んだのか、古宇利島へ渡るルート沿いではなく、あえてワルミ大橋への新しいルート沿いを選んで、昨年(2010年)オープンしたお店のようです。
所在地:名護市我部(屋我地島)
営業時間:11:30~売切れまで(水曜休)
名護市・まる・まるそば
■ まる ■
「まるそば(中盛)」
700円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
名護市街地の旧道を抜ける本部方面への県道を走ってゆく途中、曲がらなくてはらならい交差点をうっかり通り過ぎて、突然目に入った「そば」幟。Uターンして停車すると赤瓦の民家のようで間口が狭いお店のため駐車場がわかりません。よく見れば、門を入った敷地に車が1台やっと通り抜けられるくらいの通路があり、その奥に駐車場ありと看板が出ています。 民家の裏庭のような駐車場に車を置いて玄関へ戻ると、『お休み処 まる』の赤い暖簾が下げられていました。裏通りに面した民家を利用したお店ゆえ、落ち着いた静かな雰囲気ですが、入ってびっくり。昭和40年代のステレオ・スピーカーや古いレジスターがあったり、しんせい40円のたばこの定価表が掲げてあったり。このお値段は昭和30年代後半あたりでしょうか。
一部屋はコレクションの展示にあてられ、アニメ本やミニカーにフィギュア、レトロな玩具のコレクションがどっさり展示されています。巨人の星やサザエさんに仮面ライダー、はては「のらくろ」グッズまで、その世代の皆さんにはたまらない郷愁を感じさせてくれそうな展示を、そばを待つ間、しばし眺めて楽しむことができました。懐かしき喫茶店のビニール張りソファー風の座席とテーブルも、レトロが好みのオーナーの趣向なのでしょう。
『じゃじゃ丸麺』というタレなしの冷麺も面白そうでしたが、暖かいそばメニューは三枚肉とソーキが両方載っている『まるそば』一本。中盛を注文して待ちます。お昼の時間帯を少し過ぎた頃か、入った時に先客はいませんでしたが、待つ間に次々にお客さんが上がり込んできました。
さて『まるそば』。ダシは合わせ系でしょうか、クセがなく強い個性もないバランスがとれた優等生的な味。やや塩分は濃いめですが後に残るものはなく、切れはいいダシです。『やまや』のそれに似た太めでやや縮た麺は、モチモチ感とコシの粘りもあってこれもまた好きなタイプですが、中盛としても麺はやや少なめの印象。 トッピングは三枚肉とソーキなのですが、中盛では三枚肉が3片とソーキが1片でした。それぞれ味はダシによく馴染んでいます。価格対比ではやや割高感があるような気がして総合は★一つ減ですが、地元の方が次々に食べに来られるのは、その人気ゆえでしょう。名護のそば家さんはレベルが高くて、うれしい限りです。
所在地:名護市大南2丁目
定休:火曜、第3水曜
営業時間:11:00~売切れまで