■ うるかそば ■
「軟骨そば」
580円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
那覇西高校のテニスコートと道路を隔てて向かいにあるそば屋さんで、メニューに「学生そば」というのがあることからもわかるとおり、那覇西高校の生徒さんたちが出入りしていることがわかります。そういえば、那覇高校前の「まるやま」には『学生』を冠したメニューはなかったような。
まずダシがトンコツ系の薄味でとてもいい味です。つい、飲み干しました。麺は平麺系で縮れていないポピュラーなもの。ダシがもともと薄味なところに、縮れのない麺ゆえにいわゆる「ダシが絡む」がないため、少し塩気を物足りなく感じる向きもあるかもしれませんが、この上品なダシの味こそ「あじくーたー」と呼ぶにふさわしいと感じました。
麺はコシがあるもののもう少しモチモチ感が欲しいな~・・・というところ。でも★4つでもいいのかも。
トッピングの軟骨ソーキは、軟骨部分がトロトロではなく硬めで、食べようと思えば食べられないこともない・・・のですが、軟骨を出す小皿がついているので、食べないのが普通なのでしょう。コリコリと全部食べちゃいましたが(^^;。肉の部分も薄味のダシに合わせて薄い味付けです。時として砂糖の甘さがやたら気になる軟骨ソーキにお目にかかることがあるんですが、ここ「うるかそば」のは気になりません。いい味です。
ところで「うるか」とは漢字で「砂川」と書きまして、オーナーの砂川さんのルーツがある宮古島の旧・城辺町(ぐすくべちょう)にある砂川(うるか)集落の読みから来ています。比較的近くには「沖縄そば博物館」にも店を出している「うるくそば」という店があるんですが、こちらは店がある「小禄」地区(旧・小禄村)の読み「おろく→うるく」から来ていまして、「うるか」とは全く違います。
首里・那覇の言葉では、母音の「え」行→「い」行、「お」行→「う」行に聞こえる変化をしている場合が多いのです。
所在地:那覇市金城(かなぐすく)3丁目
P.S. ああ、地名の読みは難しい・・
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2007年8月11日土曜日
那覇市・うるかそば・軟骨そば
2007年8月10日金曜日
那覇市・春風堂・肉そば
■ 春風堂 ■
「肉そば」
600円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★☆☆☆
ダシの満足度 ★★☆☆☆
総合 ★★☆☆☆
こちら「春風堂」も、牧志第一公設市場の横を直進した「新天地通り」から「太平通り」へと続く一本道と、これに交わるアーケード街「サンライズなは通り」あたりの一角にある、自ら「大衆食堂」の看板を掲げるお店で、食堂の上層フロアは相部屋宿泊施設のドミトリーらしく、隣は同じ「春風堂」という名の和菓子店です。和菓子店も同じ方の経営なのかもしれません。
ところで、そば専門店にはあまりないけれど定食類中心の食堂に多いメニューが「野菜そば」や「肉そば」(実態は「肉野菜炒めが載ったそば」であることがほとんど)で、逆に食堂には少なくそば専門店に多いのが「軟骨そば」「てびちそば」という感じがしていますが、こちらもありました「肉そば」。他にそばのメニューは沖縄そばとソーキそば。
トッピングを自作しなくても、三枚肉と本ソーキは業務用の市販品があるので、麺とダシも市販品を仕入れれば、沖縄そばとソーキそばは簡単にメニューを増やせるのでしょう。軟骨ソーキとてびちは、なかなかそうもいかないようです。また野菜炒めとか肉野菜炒めは定食屋として材料は豊富ですから、メニューに加えやすいのでしょう。
逆にそば専門店だと、これ一品をメニューに加えるだけで野菜仕込みの手間が付加されてしまい、かなり負担になってしまうのは目に見えています。
というわけで、目の前で野菜炒めを作り始めたのを見れば、スプーンで4種類の調味料を鍋に放り込みました。黒糖と塩はわかるとして、あとは化学調味料に違いないと見ました。麺は無難な平麺でダシはやはり野菜炒めの汁の味が色濃く影響して、後口に何かが残る味でした。
評価できるのは、このお値段でそこそこ盛りはよく、おにぎり一個と天ぷら一個に無着色(漂白してるかもしれないが)漬物と食後の飲物がつき、紅生姜のトッピングをするか事前に意向確認をしてくれることでしょう。この点はよかったです。ただ、飲物はアイスティを頼んだのに、ただちにアイスコーヒーが出て来ましたが。
「おかず」類がお薦めだと思います。
所在地:那覇市壷屋1丁目
2007年8月9日木曜日
那覇市・とぅんち小・軟骨ソーキそば
■ とぅんち小 ■
「軟骨ソーキそば」
580円
価格の満足度 ★★☆☆☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★☆☆
いつも通勤で歩いている通称「小禄バイパス」=国道331号線は、那覇空港から市内へ向かう幹線道路ですが、この道路に面して巨大なコンクリートのガジュマルの樹の上に載っている、「アジア食堂」をご存知の方は多いと思います。いやでも目につく強烈なインパクトのある建物ですから。 で、その「アジア食堂」の下にあるのが、この「とぅんち小」。発音は「とぅんちぐわー」です。名詞の語尾に「小」が ついて一回り小さな状態を表すというヨーロッパ系の言葉にある「縮小詞」が、うちなーの言葉にはちゃんとありまして、「小(ぐわ or ぐわー)」がこれなんです。大和言葉にはありましたっけ?九州方言には、それらしいものが残っていたような気がしますが。
そういえば、「鶴小:ちるぐわー」といえそば屋さんも以前レポートしました。ちなみに「ちらがー」は豚の「面の皮」でして、「がー」と「ぐわー」が違うんですけれど。
「とぅんち」の方は「殿内」と書くようで(『殿中でござる』?)御殿のような建物のことらしいです。小さな御殿、プチ御殿ですか(^^;
前置きが長くなりましたが、ここのダシはトンコツとカツオがはっきり自らの意志で選択できます。で、トンコツを頼んでみましたが、思いがけないほど、もしやカツオと間違えられたんじゃ・・と思うほどアッサリ系で、これまでのそば屋さんであまり経験したこと薄味です。もしや「我楽そば」といい勝負かも。いい味です。ただ塩気がもっと欲しい・・と感じる方の方が多いかも。
麺もなかなか。しっかりコシがあっていいです。
ただ、軟骨ソーキがちょっとお値段の割には少な目・薄めか。とはいえダシが薄味ゆえに軟骨ソーキも薄味に仕上げられていて、ダシや麺との相性はよく考慮されているようです。軟骨部分も問題なく食べられる柔らかさでしたが、トロトロというほどにはなっていません。
580円というお値段が微妙なところ。550円だったら価格で★一つupは間違いなし。500円なら★4つでしょうか。
でも、国際通り価格に比べれば安いと思いますが。
所在地:那覇市奥武山町
2007年8月8日水曜日
【移転】 那覇市・丸安そば・ソーキそば
2017/12/15追記:「農連市場」の再開発事業により、北へ100mほど(壺屋大通りの方に)移転しています
■ 丸安そば ■
「ソーキそば」
600円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★☆☆☆☆
総合 ★★☆☆☆
「太栄食堂」の側から開南通りを農連市場の方へ渡ったところに、さながら常設屋台のように「丸安そば」があります。本当に「店」というよりも屋台という方がぴったりで、折り畳みの蝶番がついたカウンターテーブルの前に、丸椅子が歩道や路地に置かれている感じです。
たまたまこの日は、食べている間にスコールが通り過ぎて、座席上に張られたテント屋根かせ雨水がザザ~と流れるさまは、本当に東南アジアのどこかの町の屋台で食事をしているような錯覚に陥らせてくれます。丸安そばのある一角も「農連市場」から連なる、バンコクの水上マーケットを思わせるような(水には浮かんでませんが。)ガーブ川に面したアジアの市場という雰囲気ですから、ぴったりでしょうね。
さて、ダシは後に口の中に何かが強く残る感じがあって、「化学調味料かも?」と感じてしまったのですが。トンコツ+鶏に何かが入っているのかも??
帰り道の途中まで口の中に何か残る感じが尾を引き、これまではほとんど経験したことがない「後残り」だったので、ダシの評価はちょっとキツめかもしれません。あくまでも私の主観的な感じ方に基づいた評価です。
麺は平らな縮れの入った麺で、比較的好みのタイプでした。
後日談
2008年2月、再度「丸安そば」を訪問してみると、何と「本だしかつお」の大袋が山積になっていました。眼前の大鍋ではしっかりトンコツ+鶏がらのダシがとられているのに、これも混ぜるの??と目が点に・・・。
それから、ネット情報として東京・世田谷にも「丸安そば」(もちろん沖縄そば)が出店していると記載があったので確認してみると、「前にここのお店をやっていた方の息子さんがやっているらしいですよ。」とのこと。つまり、最近オーナーが変わったらしいのでした。
所在地:那覇市樋川2丁目
2007年8月7日火曜日
那覇市・太栄食堂[旧店]・野菜そば
■ 太栄食堂 ■
「野菜そば」
550円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
かの「牧志第一公設市場」を通り過ぎても、ずっと真直ぐにアーケードの細い路地が続いていますが、先に行けば行くほど観光客の姿は見えなくなり、地元の人たちが思い思いに買い物をしています。
そしてその先には開南通り。さらに先には那覇で最もディープな一角である「農連市場」があります。
その開南通りに出る直前のアーケードの細い道にあるのが、「太栄食堂」。賑わっていますし、観光客の姿も見えました。[2013/7/6 追記注:しばらく閉店していましたが、同屋号の太栄食堂として同じ場所に再オープンしていました。外観は大きく変化しています。新店舗の詳細は未確認です。]
珍しく「野菜そば」を注文してみたのですが、これはなかなか!野菜炒めに肉もポークも入らない、純正「野菜そば」。そして炒めた汁の味が、麺の味を邪魔しない上品モードの薄味で、ダシはトンコツ+鶏か?
麺は画像では見えませんが、やや幅が狭く平らな縮れのない、最もポピュラーな麺です。
お店の雰囲気がいいですね。壁に処狭しと貼られた手書きのメニューや、店先の手書きの看板などに、オーナーの意気込みと元気が感じられるお店です。
所在地:那覇市壺屋1丁目
2007年8月6日月曜日
那覇市・やーさのーし・なんこつそば
■ やーさのーし ■
「なんこつそば」
420円
価格の満足度 ★★★★★
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★★
国際通りから一本裏道に入っただけのところに、こんな安くさばが食べられる店があったのか!という驚きの店が「やーさのーし」でしょう。年始めの「そば博物館」全メニュー制覇のために何度も通った道沿いにも、気になるそば屋さんが何軒かあったんですが、ここもそのひとつ。
そしてここもまた、ランチタイムのそば屋さんで時々見かける、夜は居酒屋で別の看板を掲げる「二枚看板店」で、夜は「居酒屋 ばぐーす」を名乗ります。
店内にはその居酒屋の雰囲気が色濃く漂い、なかなかいい雰囲気。しかしお昼時の店を切り回しているのはあんまー一人で、バイトも手伝いもいないお店は、上げ膳~据え膳~下げ膳まで完全セルフサービス。しかしうれしいことにこの「なんこつそば」は、そこそこ大きさがある軟骨ソーキ2片が入って、420円!!「高良」に対抗できますよ、これは。
なるほど「アサヒ食堂」も同じで、低料金は人件費がかからないゆえか。それにしても麺はモチモチ感もある好みのタイプだし、トンコツ系のダシは薄味・上品だし、このお値段でフーチバのトッピングはお好み・セルフサービスでどうぞ、無料だっ!
アサヒ食堂に続いて脱帽!。沖縄そばに至っては「麺少なめ」と注記はあるものの、驚きの280円。一歩「国際通り」に出れば、一気にお値段は2倍近くになるでしょう。
所在地:那覇市牧志1丁目